若い頃は、塩、醤油、味噌等は何でもいいと思っていました。偶然、天然塩の美味しさを知った頃から、調味料にも、がぜん興味が湧きました。塩ひとつでこんなにも、味わいが違うものかと驚嘆しました。素材の味をほんの少しで引き出したり、旨みを増したり。それからは、調味料の存在に重きを置くようにもなりました。もちろん、家計との相談もあります。安い物に助けられることもあります。価格重視で選ぶ時もあります。
時々は、贅沢してちょっといい調味料を選ぶ。そんな楽しみがあってもいいかなと思っています。料理を作るのが難儀だなあ~と思う日が続いたら、こういうささやかな楽しみを取り入れてみるといいかもと思います。
ちなみに醤油も一緒に購入しました。醤油を醤油でつけ込んだ二段仕込みだそうです。こちらも、味わい深そうです。使うのがたのしみです。
「たまには、調味料に贅沢する。」地味な事ですが、私にとっては小さな幸せです。
【二段仕込み】とは
熟成した「生醤油(生揚げ)」を 塩水代わりに使用し、再度諸味を木桶に仕込む醸造方法です。