私は、とても大好きです。でも、下準備には、結構てまひまが、かかるのです。
土つきの島らっきょうの土を落とすため、ボウルに水をはって入れます。
凄い汚れですね。土汚れがハンパないです。苦笑(^_^;
何度も何度も水をかえながら、丁寧に土汚れを落としていきます。
小ぶりならっきょうについた土汚れを、ひとつづつ確認しながら、きれいに落としました。ようやく水が清んできました。
根を切り落として、根元の薄皮をむきます。
緑の葉の部分は、ネギのように使いますが、今回いだいたものには、緑の葉の部分はほとんどありませんでした。
通常は、ここで島マース(粗塩)を振って、一晩寝かせますが、私は、ピリッとした辛さが好きなので、そのままお皿に盛り付けました。
おかかをかけて、ちょろっと醤油をたらして生で食します。
独特な歯ごたえがたまりません。シャキシャキして、癖になる美味しさです。ビールにも泡盛にも合うのです。しかし、癖がありすぎて、苦手だという人もやっぱりいます~。ゴーヤー(ニガウリ)と一緒ですね。好きか嫌いかは、人によると思います。
含まれる成分には、整腸作用もあり、また血液をサラサラにもしてくれるそうです。「薬膳」ぽい食材です。沖縄の昔ながらの食材って、そういう物が多いのですよね。
こういう地元の食材を、てまひまかけていただくということも、実は贅沢な過ごし方なのかもしれません。時間に追われすぎていると、こうした下処理が面倒で、食べなくなってしまいます。今は、手間をかけなくてもコンビニや惣菜屋さんで、美味しい物が手に入る時代です。
それでも、私は難儀で質素な食事の中に、なんともいえない贅沢を感じます。そういうスローフードは、やっぱり躰にはとてもいいのです。こうした地味な食材に、長寿の秘訣があったんだと、今更ながら感じます。
てまひまを惜しまずに、地元の食材をありがたくいただける心意気でいたいと思います。
「健康であること」は、ステキに暮らすことに繋がりますから~。
時間をかけて調理する、そしてそれを食する!食の本当の贅沢です。
「食べることは生きること」
体にいいものは、積極的に取り入れていきたいものです。