伊江島タッチューが見える海です。
フクギ並木の側にあります。
鳥帽子のような形のタッチュー岩は、その昔航海の目印になったそうです。タッチューとは、沖縄方言で尖った物の先端という意味で使われます。このタッチューは、「伊江島タッチュー」の名で親しまれています。伊江島の地元では「城山（ぐすくやま)」と呼ばれています。位の高い神様がいると言われているそうです。
幼い頃、他の島は分からなくても、この伊江島だけは、いつ見ても判別できました。タッチューのおかげです。小学校の修学旅行では、伊江島タッチューに登りました。家族でトリムマラソンに参加した時は、この伊江島タッチューが見える海岸沿いを走りました。
タッチューは、ちいさい頃から何度も何度も眺めている、懐かしい原風景なのです。
島人は航海の安全や豊作、健康などを祈願する時、城山御嶽（うたき）に手を合わせるそうです。そういう事も全く知りませんでしたが、何故だかいつも惹かれ、この滑稽な岩山の形に魅了されてきました。そして、そのタッチューが見える海を眺めると、ホッとするのです。神聖さも感じるのです。癒しの岩山、癒しの風景です。
タッチューだけでは駄目で、この角度からの「この海とのコントラスト」がたまらないのです。絵になります。美しい景観です。
変わらない風景が、私を安らがせ、癒してくれます。近くでは、漁師さんが、網を手入れしていました。所作に風情があります。シーカヤックを浮かべている人達もいました。
リゾートビーチサイドとはことなる、「地元民の海」の静かな美しい風景が、また違った趣きを醸しだし、私を癒してくれます。海の透明さと綺麗さが更にすべての景色の美しさをを引き上げます。空のどこまでも広がる青々しさが、開放感を助長します。
私の心にヒットする、私だけのパワースポットな景観。「タッチューが見える海」
「また来たね～」と、伊江島タッチューがデンと鎮座し、見守っているようでした。変わらない美しい風景をありがとう！！さり気なく、いたるところに「美しい自然」が横たわる「沖縄」に感謝です。楽園の海に乾杯！
