高校野球1年生大会第3戦は、野球部の専用グランドも所有する伝統校との対戦。ここまで、全勝の相手チームは、その試合全てを2桁得点の大差で勝利をおさめ、「今年のこのチームは強い」との前評判も高く、対戦相手としては、かなりのプレッシャーを感じます。台風接近の悪天候の中、試合は始まりました。息子の高校は、一回戦敗退が多く、世間の評判は「弱小高校」です。
試合が始まると同時に雨が降り始めました。昨夜から降っている雨ですでにグランドはかなりぬかるんでいます。ゴロも取りにくく、ボールのバウンドも変化する悪条件の中、初回からピッチャーは、好投を見せました。気迫が感じられます。伝統校に対する負けない気持ちが、応援している私達にも感じられるほど、引き締まったピッチングです。これはいけるかもしれない。
ピッチャーの好投もあり、なんと4回裏まで相手チームを1点に抑えました。相手チームが2番手ピッチャー先発だった事や、悪条件のグランドコンディションが逆にチャンスに繋がったことで、息子たちの高校が5回表まで4対1で勝っていました。5回裏、雨が激しくなり、試合が一時中断。どんどん豪雨になり、待機が長く続きました。しばらくして、雨足が弱まり、グランド整備がはじまりました。
ところが整備が終わりかけた途端にまた雨が降り始めました。結局試合は延期になり、ノーゲームが決まりました。残念です。勝っていただけに、悔しさがこみ上げます。次の再戦には、相手高校は先発にエースピッチャーを登板させるかもしれません。
5回裏途中、それまで勝っていた試合は、ノーゲームとなり『幻のスコアボード』になりました。
また、新たな気持ちで再試合にのぞんでほしいものです。悪天候の中、選手も関係者も父兄の皆さんや応援の方々もお疲れさまでした。