ケーキをいただきました。
最近、ちょっと職場の人間関係やその他諸々で心が折れて元気がない私。そんな私に気づき、何かと声をかけてくれる同級生の同僚の男友達…。自分の奥さんや子供たちにも買ってきたからと、袋を２つ見せ、私に一つ持ってきてくれました。
最近は、その真っ直ぐな優しさに、正直救われている私です。袋の中には、ケーキと一緒に新聞記事のコラムのコピーが入れられていました。内容は、お笑い芸人の出川さんについて書かれた記事。どんなに大変な仕事も真正面から取り組んできた出川さんのモットーは、一生懸命頑張っていれば、誰かが見ていてくれる、だそうです。
『人が見ようと見まいと、花は花である。泥のなかにあろうと、金は金である。本物は、どこにあっても光るものだ。わが使命の舞台で、きょうも自分自身のベストを尽くしたい。』と、このコラムは結ばれていました。
思いやりのない勝手な人の、わがままな行動、暴言や誹謗中傷、嫌味、疎外や無視、仲間外れ、仕事のお仕着せなど、長年かけて様々な痛みを受け傷ついてきた私は、我慢が限界を超え、とうとう心が折れてしまって、簡単には立ち直れないくらい凹んでいました。
人に傷つき……、でも、やっぱり救ってくれるのも『人』でした。彼は、私が凹んでいる理由は何も知らないし、あえて聞こうともしないのに、ただ察して毎日話しかけてくれます。お菓子を持ってきたり、ジョークを言ったり。
ケーキに添えられていたコラムを見ながら、さり気ない彼の励ましが伝わってきました。本当にありがとう！
優しくしてくれて、支えてくれる人がいる事を、有り難く思います。『優しい』という漢字は、すぐれているとも読みますが、優しい事がやっぱり一番優れている事だと、身に染みて感じます。
本当にありがとう。今、私はその真っ直ぐな行動力と優しさに本当に救われています。助けてくれてありがとう。どんな時も腐らず……、ちゃんと今の自分を乗り越えて、できれば私も『泥の中で光る金』でありたいと願います。
いつもいつも、優しさをありがとう。感謝しています。
