『プラス思考の習慣で道は開ける』 阿奈靖雄著
2002年の本です。15年前に知人の紹介で読みました。本棚から手に取り、15年ぶりに再読しました。良書は何年経っても、内容が古びません。改めて読み、今の私に参考になることも多々ありました。
世間的に『プラス思考』という言葉が、流行った時期だと思います。この本は、見開きで、一つのテーマを挙げ、どのページからでも読める形式になっています。
数々の名言を引用し、その言葉だけでもピリッと刺激をいただけます。例えば、「三人行けば必ず我が師あり」孔子 とか、「災難の中には幸せの芽が潜んでいる」マーフィー とか……。
内容を大きく五章に分け、それぞれの習慣を変えることによって、道を開いていこうという内容です。思考の習慣を変える事が、プラス思考に直結していると説く著者の提言は、説得力があります。時を経ての再読もなかなか良いものです。若い時には、分からなかった事も、今は理解できます。