結果を出せる人になる!「すぐやる脳のつくり方」
茂木健一郎 著 Gakken
理学博士であり脳科学者である、テレビでもお馴染みの茂木健一郎先生の本です。分かりやすい言葉で、理解しやすく書かれた本です。
私の尊敬する科学者の1人。凄い方ですのに、威張らずとてもフレンドリーで、難しいはずの脳科学を、私たちの日常に親しみやすく落とし込む力は、本当の意味での科学的貢献だと、私は感じます。
日々のちょっとした意識や習慣を変えるだけで、新しく神経回路が強化されていく
グズグズしてすぐに動けないのは、脳に抑制がかかっているからだと言います。そして、その脳の抑制の外し方を説明しています。具体例として、特別に意識しないでもできるよう「行為を習慣化」することの大切さや、脳の中に空き地を作ることの必要性(無駄なことを省く)を挙げています。
脳には負荷が必要なこと、自律が大切なこと、好きな事をするのがいいこと、とにかく行動すること、等々。読み進めるうちに何だかパワーをいただき、自分も何かやれそうな気持ちになり、すぐに行動したくなります。結果を出せる人になれそうな、勇気と元気をいただけます。分かりやすい言葉で、理解しやすく脳科学を日常使いに落とし込む茂木先生の本、なかなかステキです。お薦めします。