小学生の頃、夏休みの宿題で絵や工作をしますね。うちの子供たちも、好きな物を描いたり作ったりして提出していました。小学高学年からは理科の自由研究にチャレンジ！それは、中学まで続きます。
その頃、『自由研究のためのキット』がとても役に立ちました。様々なセットがあります。これは、電気の仕組みが学べるキットで、実際に、豆電球や乾電池などの材料を使って、光る仕組みを体験することができます。
もともと、好奇心旺盛な子供の頃は、こうした体感型の学びが、ベストだと思います。実際に体験したことは理解も早く、また何より楽しく学べます。
化学脳は、こうした小さい頃の様々な経験の積み重ねで作られていくのだと、後で分かります。
物作りが好きな息子は、特にハマっていました。理屈じゃなく経験で学ぶ、ということを目の前で見せてくれたものです。子供は、材料を通して遊びながら、難しいことは何もわからなくても、こうすれば点く、これはダメだと知っていきます。経験が先で、知識が後。その凄さを、息子を通して私も知りました。
夏休みに、欲しいキットがあったら買ってあげました。子供の好奇心に投資です。この電気のキットの他にも、プリズムなどの光の実験、音の実験、振り子の実験、イオンなど。思い出深かったのか、息子は大事に取ってありました。
週末の断捨離で、ようやく捨てる気になったようです。
懐かしい夏休みの思い出と経験は胸に刻んで、ガラクタ？と化したキットは、お別れです。卒業させます、お世話になりました、ありがとうございます。
