『生きがいの本質』
私たちは、なぜ生きているのか The worth of Living 飯田史彦 著
思い通りにならない事こそが、この物質世界の持つ最高の価値であると仮説。私たちは、自らが学び成長するために、わざわざ自分に課題を与えて生まれてくるのだと言う。
新たな価値観。
目の前に起こる病気や不運、難題も全て、生まれる前に自分で自分のために用意した課題なのだと言う。その課題を通して成長するためにこの物質世界に生まれてきているという人生観。人は何度も生まれ変わるという輪廻転生やソウルメイトの話など、スピチュアルな考え方をベースに、科学的根拠を持って考察した、深い話が展開されます。
今、直面している病気や人間関係のトラブルも、自ら設定して自分に与えた『人生の試練』であるのなら、チャレンジして乗り越えるしかない。自分に起こるどんな難題も、誰のせいでもなく、自己責任であると受け入れて、前向きに取り組んでいく力を与えるような新たな考え方、価値観です。
何らかのトラブルや病気や難題にあい、苦しんでいる方は、この本を通して、今までとは違った、人生観、死生観、価値観を見出し、生きる力や望み、生きがいを発見するかもしれません。苦しい時に、心の突破口になるような、人生を生き抜くための心の支えになるような、そんな一冊です。