受験生を抱えていた我が家は、クリスマスもお正月も静かに過ごす１年でした。最近は、コロナウイルスの影響で、大学合格の吉報後もあまり外出もせず、淡々と過ごす日々です。
息子の出発日が決まり、息子と過ごす時間も残り４日になりました。寂しくなります。
住まいも大学近くのアパートを契約し、家電や寝具の手配も済みました。カウントダウンの日々、１日１日の重みを感じます。新しい春を迎える息子は、新生活への期待の方が大きいようです。
去年娘も県外の大学へ進学し、今年は息子が県外へ。４月から、夫婦２人になります。子供たちがいない生活なんて、もう考えられなくなっていました。２０年間の子供と過ごした当たり前の風景。当たり前ではなかった事に気づかされます。
子供たちと過ごした日々の思い出を胸に、そろそろ子離れの覚悟を決め、子供たちの親離れを逞しく喜んであげようと思います。娘も息子も、それぞれの道を謳歌して幸せに進んでいきますように！家族のために、自分の事はいつも後回しにしてきましたが、それも確かな幸せの形だったと、今は思います。
子供は親の所有物ではない。人生のひとときを共に過ごし、親を成長させてくれる役割を果たして自立し旅立っていく。
これから先は、自分の身体が健康なうちは、子供の人生の邪魔をせず、ここぞという時には頼れる、自立した親でありたいものです。
