整える習慣 小林弘幸 著
お医者さんが書いた医学の立場から身の回りや時間、人間関係や行動パターン、食や体、メンタルや自分らしさの整え方の具体的なアドバイスの本です。
コンディションを整える事はすなわち自律神経を整える事であり、それがベストパフォーマンスを引き出すというような内容です。
毎日希望を持ってイキイキ生きること、自らのコンディションを整えること、体の状態が整えば、心の状態も整ってくるという事。持っている力を発揮するために状態を整え、今の実力を出し切ることに意識を向ける事が大事だと謳います。
第1章から8章まであり、①『物を片づけて心を安定させる』では、身の回りの整え方を②『一日ごとの体の変化を意識する』では時間の整え方を謳っています。順次、人間関係、体、食、メンタルと章が続きます。
片付け、整理、最適化、物の番地化、システマ化、オートメーション化、をする事によって、ストレスを避け、自律神経の乱れを軽減するという話は圧巻です。
少しだけ本文からピックアップ。
『休むときは休む、遊ぶときは遊ぶと決めてやる』『生活が変化したら新しい習慣でリズムをつくる』『知らない、わからないというスタンスで、人の評価は口にしないと決めておく』『我慢が前提の人脈は断ち切る』『一流と呼ばれる人ほど常に情緒が安定し、コンディションが一定でいつも人とにこやかに向き合っている』
本は可愛い高帯がついていました。
心技体で最初に整えるべきは『体』
すべてのベースとなるのは体のコンディション
この本を読むと、体のコンディションを整える事、自律神経を整える事に注力して、安定したメンタルでより良く過ごしたいと、思えます。お勧めです!