「念ずれば花ひらく」
このコトバを私に教えて下さったのは、短大の時の教授でした。
仏教に精通しているその先生は、この詩を書いた
坂村真民さんが大好きで、他にも色々な詩を紹介してくださりました。
とりわけ、この詩は私の心をわしづかみにしました。色々な事が思うように進まず、悶々としていた18歳の当時、この詩のコトバに支えられ、きっといつかは……、と前へ進む力をいただいたのでした。
仏教詩人の
坂村真民さんは、癒しの詩人と言われています。「念ずれば花ひらく」の詩碑があるということで、私はわざわざそれを見に行ったのを覚えています。詩碑は、全国あちらこちらにあるそうです。
今のコトバでいうと、「
引き寄せの法則」にあたるのではないでしょうか?青春時代の私に響いたコトバが、今度は今必要な方へ届くといいです。
念ずれば花ひらく
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった