衝撃の首里城火災から1年。まだ、焼け跡の残骸が残る首里城公園へ行ってきました。
そこにあったはずの朱色の美しい赤瓦と琉球漆で彩られた建物、立派な彫刻の数々、手の込んだ装飾等、正殿・北殿・南殿それら全てが跡形もなく燃えて無くなっており、言葉に詰まりました。目の当たりにすると、あの火災の日の凄まじさを思い出しました。
焼け残った龍頭の残積物、柱の焼け跡、割れ焦げた赤瓦の残骸が生々しく、火事の凄さを物語っていました。今だにまだ、焼け焦げた匂いも残っていました。
県民のショックの大きさ、素晴らしい財産を一瞬にして失ってしまった衝撃を忘れず、皆の努力で首里城が無事に復元し、もう一度あの美しい姿が観られるようになる事を切に願います。
沢山の支援金や募金を全国からいただいているようです、ありがとうございます。一県民として感謝します。
琉球王朝繁栄の象徴である首里城。県民の宝であり大きな財産である首里城。
礼節を重んじ平和の国を示す『守礼之邦』という額。それを掲げる守礼の門は今も健在で、青空に映え、明るい未来を願っているようでした。